大手外食チェーンがTikTokキャンペーンを展開、そのKPIを来店効果に設定し、精緻な計測を実現した。オンライン広告のオフラインへの成果を可視化した取り組みだといえる。TikTok Adsの岩田幸也氏と電通デジタルの辻本裕也氏、GroundTruthの安里勇吾氏にどのような仕組みで計測し、どんな成果が得られたのか話を伺った。


安里:これまではオフラインの指標である「訪問」を計測するのは非常に難しいという状況にありました。しかし、スマホが浸透してそれほどコストをかけずに位置情報が取得できるようになったことと、我々が持つ特許技術「Blueprints」によって、かなり精緻に来店を計測できるようになりました。我々としても、TikTokのようなプレミアムメディアで配信した際に、オフラインでのインパクトはどれくらい出るのかというのは非常に興味がありました。

弊社の本拠地であるアメリカでもプレミアムメディアでの訪問計測の可視化はまだやっていないので、本当に先進的なことだと思います。なぜかというと、アメリカでは、基本的にプレミアムメディアは、データをサードパーティに共有しないんですよ。特に、プラットフォームを持つメディアはそういう傾向が強い。そういった中で、プラットフォームも持つTikTokが、この新たな領域にチャレンジしているのは、市場的にも非常に大きな意味を持ちます。

GroundTruth Japan Head of Japan 安里勇吾氏